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真実の重み ―メテオライト(隕石)2019.04.09 Tuesday 12:34
久々に隕石のアクセサリーを
いくつか仕入れてみました。
今回も親子2代でI.M.C.O.(国際隕石協会)の
会員さんで、自分で隕石を使って
手作りしてはるオーナーからです。
上の写真は仕入れたお品の半分ほどで
パラサイト隕石のセイムチャンのペンダントも
いくつか特注で作ってもろてます。
でも上の写真、
中央にあるのは違います。
某店からギベオンの丸玉と販売されている
8mm玉を買ってみました。
これらで「ある実験」をしたいと思います。
本物と偽物の違いを知る、簡単な実験。
また長くなりそうですので
興味がおありの方だけ
読んでやってください。
まず、本物と知るには
鑑別が1番確かやと思いはるでしょ?
でもね、中央宝研さんでは
「隕石の鑑別は受けない」んです。
でもあちこちのお店では
本物の証明として
堂々と鑑別書添付して販売してはるトコも多い。
この丸玉もでっかいアヤし気な研究所(笑)の
鑑別書写真が一緒に写っていました。
なぜ中央宝研さんでは断られるのか。
それは「鑑別できない」からとちゃいますか。
まぁ、ギベオン等の鉄隕石なら
90%以上が鉄ですから
鉄となら鑑別してくれるかも、です。
でも宇宙からの鉄、とどうして鑑別するのか。
宇宙線?
他に何か別のもの?
それらはどうやって計測する?
天下の中央宝研さんが
確かな鑑別ができないことを。
他の研究所はどうやって?
以前、世界のGIAがやっと
パラサイト隕石に含まれるペリドットが
地球のペリドットの成分と比べて
リチウム、バナジウム、ニッケル、マンガン、コバルト、亜鉛
これらの含有率が異なることを発見したとあります。
しかしGIAがギベオンを鑑別したのを
見たことも聞いたこともありません。
むしろGIAは鑑別や鑑定よりも
鑑定士の資格で稼いではるのが多いような。
お金を出せば5日で資格が取れるとか・・・
海外ではGIA鑑別士を名乗って
鑑別書もどきを書いている人、多いです。
一度それが大ウソやった体験したー(笑)
中央宝研さんでは
純粋な宝石のみを鑑別します。
パラサイト隕石は橄欖石(ペリドット)と
石鉄隕石の混じったもの、です。
これは鑑別対象から外れます。
しかも鉄の隕石では
GIAでも鑑別の方法を発見したと
そんな情報は見たことがありません。
ただ、宇宙の鉄であれば
100万年ほどかかってゆっくりと冷めた時
(実際は冷めたり、また熱が上がったりを繰り返すそうですが)
エッチングすればウィドマンシュテッテン模様が出ます。
それが本物の証です。
今回、これらを実験で使いました。
左から2番目の名前を見てください。
セイムチャン・シデライトと書いてあります。
これはオリビン(ペリドット)が入った隕石で有名ですが
実はこのように鉄の部分ばかりもあるんです。
それをシデライト(隕鉄)と呼びます。
というか、セイムチャンでオリビンが混じるのは
全体の約20%前後とか。
つまりほとんどがこんなニッケル含有の鉄。
そしてご覧のようにエッチングすると
ウィドマンシュテッテン構造が現れます。
ギベオンやムオニオナルスタほど
美しい模様ではありませんが
ウィドマンシュテッテン構造は地球上の鉄では出ないもの。
これが出るということはオーナーの持っている
セイムチャン隕石が本物、ということになります。
今回の調べ方は「重さ」です。
実際の計量した重さ。
そして手で感じる重さ。
手での感覚は画像では写せません。
そして人によっても感覚が違う。
そういうのが苦手な方もいます。
このページでは花の手感覚中心です。
ご了承ください。
まず、某店から購入したギベオン8mm玉。
重さがどうこうよりも、まず見た目が残念。
お手数ですが1番初めの画像をご覧ください。
もう、色からしてちゃいますやん。
周りのシルバー925よりもテカテカの銀色。
まるでアルミ箔でも貼ったような。
エッチングは現物そのものを変化させます。
こんな色にはならないし
この模様もめっちゃ違和感。
バックを黒と白で撮ってみました。
ただ凹凸の模様があるだけ。
色の違いなんてありません。
こんなのウィドマンシュテッテン模様やない。
なぜ鉄隕石が銀色なのか。
なぜ模様がついているのか。
まず、それからご存知無い方もいらっしゃいます。
銀色なのはエッチングで錆止めをしてあるから。
模様はウィドマンシュテッテン構造、です。
(注※エッチングだけでは確実な錆止めにならないので
さらにコーティングをした方が安心です)
そう、確実な錆止めコーティングのために
メッキ、ロジウム加工をしていると反論があるかも。
しかしこの模様は違和感ばりばり。
ちゃうんですよ、ウィドマンシュテッテン構造は。
こんなんと、ちゃう。
磨いた後にエッチングをするので
凸凹は殆どないんです。
若干はあってもザラッとした感じで
こういうくっきり凹凸ちゃいます。
隕石について以前このブログでも書きました。
そちらもよければお読みください。
古い記事ですが^^💧
大地の石と宇宙(そら)の石 ―ラピスラズリとメテオライト(隕石)
http://mam-and-dad.jugem.jp/?eid=263
(初め半分はラピスラズリについて、後半が隕石について、です)
そして上のブログでは
単純に重さだけでその手感覚をみました。
今回はもう少し掘り下げてみます。
まず、この偽物の(と、断言します)
ギベオン丸玉と同じ位の重さの
ロッククリスタル12mm玉を比べてみました。
計りでは2.6gのロッククリスタルよりも
手で持つと偽ギベオンの方が重く感じます。
実際の重さよりも重く感じると言われる隕石。
ほな、本物?
ここでひっかかるのが重さのトリックです。
石と金属とでは密度が違う。
密度が違うと同じ大きさでも重さが変わります。
金属でもかなり差がありますが
身近な金属で比べないと。
そして棚に使ってある棚ダボと言われるものが
同じ位の重さやったので比べてみました。
かなり錆びてますが^^;アハハ
この2つを手で比べると
ほぼ変わりません。
0.1gくらいでは手では判別できへん。
同じくらいに感じます。
では、セイムチャンのペンダントでは?
ロッククリスタルの14mm玉と比較して
手ではセイムチャンの方がずっしり重く感じました。
でも相手は石ですから。
(水晶は石ですよー)
ほな、これなら?
ドライバーの先、です。
これだけの重さの差がありますが
同じくらいか、
微妙にセイムチャンの方がずっしりくるような。
薄切りなので軽いセイムチャンですがはっきり感じます。
ではもっと大きなムオニオナルスタでは?
液体の入ったミニボトル。
ずっと重いはずですが
ムオニオナルスタが2〜3倍も重く感じます。
単4乾電池では・・・
金属部分が多い乾電池。
同じか、若干ですが乾電池の方が
重く感じるかも。
ではドライバーの先、2本では・・・
ほぼ同じ重さに感じました。
計りではドライバーの方が重いはずなのに
同じ位に感じるんです。
もしお手元に購入された鉄隕石がありましたら
ぜひ比べてみてください。
本物であればおもしろい体験ができます。
比べるにはやはり金属が良いようです。
金属でも鉄と比べて銀はかなり比重が重く
金やプラチナになると2〜3倍くらい違います。
でも計りではその重さで計測されるはず。
試してみてください。
手で感じる時には
掌ではなく、指の第一、もしくは
第二関節辺りが、わりと敏感。
第一関節の方が敏感かもしれません。
個人差はあるようですが。
それもただ乗せるよりも、もう一方の手で
1〜2cm上から落とすようにすると
よりズッシリ感が感じやすくなります。
それを何度か繰り返してみてください。
こういう小さなものは
指と指の間がわかりやすいです。
関節で、指の間の上に落としてください。
指輪などは隕石も小さいのでわかりにくいんですが
横向きに落とすとわかりにくいので
隕石部分を下向きに、縦に落としてください。
横と縦ではかなり感覚に差がでます。
この方法でギベオンの指輪も比べてみました。
若干の差しか計測では出ていませんが
ドライバー先2本分や単3電池と比べて
ギベオンの指輪の方が少し重く感じました。
実際のギベオンの重さは2〜3gだと思いますが
それが倍近くに感じるんやと思います。
この手で感じる方法は
あまりにも小さくて軽いものや
モルダバイトなどの隕石由来のガラスには使えません。
天然でも隕石由来でも
ガラスはガラスです。
そして隕石は鑑別できませんが天然ガラスは鑑別できます。
隕石衝突由来の天然ガラスはテクタイトと呼ばれます。
上はチベットに落ちた隕石由来での
チベタンテクタイト、です。
でもなぜテクタイトは隕石由来とわかるのか
モルダバイトだけモルダバイトとわかるのか、わからない。
色なのかもしれないし、
なにか独特の違いがあるのかも。
でもモルダバイトもテクタイトの1つです。
テクタイト>モルダバイト、です。
そしてこの手で感じる判別は
パラサイトにも使えません。
試しにやってみましたが
小さすぎて軽いのもありますが
殆ど差を感じられませんでした。
偽物と本物。
本当に今は悩んでいる方が多い。
先日ヌーマイトについて書きましたが
検索ですごいアクセス数です。
「ヌーマイト 偽物」「ヌーマイト 本物」
それらで検索してくれはったんでしょう。
琥珀の実験のページが今までトップでしたが
今はヌーマイトに抜かれています。
ギベオンは鉄隕石の代表格。
1番有名で人気があるかも、です。
総採取料は約2.6tと言われますが1836年に発見されて
もう200年近くも、近年世界中で丸玉ガンガン作って
そんなに本物があると思いますか?
オーナーのところではほとんど
もう綺麗なギベオンはありません。
今回、指輪が1つだけでした。
サイズが約16号なので男性向きかも。
それもこのようになっています。
初めは錆かな、とも思ったんやけど
どんなに錆取りしても取れない。
以前ウチのお店にあったギベオンにも
汚れのようなものがついてたけど
綺麗なものは殆ど無いんやと思います。
本来はエッチングするんやけど
最近はウーツ鋼で表面を加工してるのばかり。
ウーツ鋼で表面を覆えば
色んな模様も出て、錆止めにもなるし
厚みがあるのでギベオンも小さくて済む。
こんな感じになります。
中はギベオンです。
実際手にしていないので
重さはどうかはわからへんけど
まぁ、オーナーのことやから
中には確かにギベオンが入ってるんやろな。
でももうエッチングでのギベオンは
まず手に入らないと思います。
新しい入手も無理やろうなぁ。
オリビンの入ったセイムチャンも
オーナーのコレクション以外では
もう花が依頼した品で終わりやそうです。
同じパラサイトで最近発見された
セリコーならあると言うてました。
今回作ってもろたお品は上の画像の7つだけ、です。
しかも以前お店にあった品の価格の3倍。
セリコーの2倍のお値段でした。
ギベオンリングもすごいお値段。
できるだけ抑えますが・・・お許しください。
セイムチャンは今度お店に出す子たち以外
オーナーの販売用在庫ですら、終わり。
つまり手に入らないということ。
そして偽物を作りやすい隕石です。
ペリドットも安いですし。
セイムチャンに作り変えれば高く売れる。
ギベオンもそうです。
未だに丸玉があるってありえないでしょ。
そもそも丸玉の作り方、わかりますか。
まずはサイコロのように切り出して
角を落としてどんどん丸くするんです。
平面で書くとこんなカンジ。
これが立方体になれば
どれほど無駄が多いかわかりますよね。
希少な石ほど丸玉にするハズがないのは
そういう理由です。
石と違うてギベオンとか鉄なら
溶かして再生もできるやろうけど
そしたらウィドマンシュテッテン模様は出ない。
たくさんあった初期ならひょっとしてあったかもやけど
今の時点で作れるハズがない。
すみませんが断言します。
という訳で、
鉄隕石であれば手の感覚で
ある程度本物かどうか判別できます。
その際は金属で同じ位の重さのものと比べてください。
もしくは削って磨いて強酸でエッチング処理すれば
ウィドマンシュテッテン構造が現れたら本物です。
でもこれは素人には難しいですやんね。
ただしニッケル含有量が6%以下の鉄隕石には
ウィドマンシュテッテン模様ではなく
ノイマンラインと呼ばれる模様がでるそうです。
これは銀色に直線がいっぱい入った模様です。
そして花が仕入れているオーナーのセイムチャンは
鉄隕石部分をエッチングして
ウィドマンシュテッテン模様が出ています。
ですからまず本物、です。
オリビンに虹が出る子もいます^^
長いブログを読んでくださり
ありがとうございます。
ご不明の点や、ここ変とちゃうかというツッコミ等
ございましたらお寄せください。
手で感じるという原始的な方法ですが
「隕石は実際の重さより重く感じる」
これは正しいんやと自分で理解できました。
そしてその実際の重さより
重く感じる分の重さとは
その鉄隕石が本物だという、
真実という名の重さやと思います。
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