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水の石 ―ラリマーについてのお願い
2014.07.01 Tuesday 17:17

先日6月8日、

『水の石』というタイトルのブログで

色が褪せてきたラリマーについて

対処方法を書いていました。



水の石 

http://mam-and-dad.jugem.jp/?eid=222



説明不足な部分があったりしてすみません。

誤解をされる方も多いのであらためて書き直しておきたいと思います。

その後、色々試していたコトも結果のご報告を兼ねて。

そして重大な注意点がございますので

お試しになる際には充分内容をご覧いただいてからでお願いします。





まずはご報告からです。

あの時劇的に色が変わったラリマーの帯留め。

(詳細は『水の石』をお読みください。)







左上が元の帯留めです。

その右が水に浸けた後の同じ帯留め。

すごく青くなって、部分的にSランク級の青さに激変しました。

そしてそれを1晩風通しの良い暗所で乾かしたのが下、です。

若干色は収まりましたがそれでも青い。



この状態は7月1日現在でも保っています。^^

どうやら光に当てたり乾燥したりしない限りは

この状態を長くキープできそうです。





ちょうど同じ時に(6月7日)

店長が持っている当店で初めの頃のナゲットブレスを

水に浸ける実験をしていました。



ありがちに(笑)半分だけ浸けてみました。







これはもう1年以上経っているのでなかなか戻らず

2日間、水に浸していました。

そして水からあげて、タオルで水気を拭き取った後が、これです。





ちょうどルチルのビーズがついているところまで水に浸っていました。

白い線を引いてみましたが、一目瞭然。

かなり青さが戻ってきたんです。



この子、こんな色やったのね。(笑)





そして1晩、乾かした後、です。







先日お客さまのお1人が仰ってましたが、お店によっては

「ラリマーには銅が含まれているから

水につけたらエライことになりまっせ」

と言われるそうです。



しかしラリマーの成分はNaCa2(Si3O8OH) です。

銅はCu ですので、まったく含まれていない。

そりゃ土の中のコトです、銅が入っている場合もあるかもしれません。

しかし銅が錆びるのは酸素の影響のハズです。

水の影響で錆びるのではナイと思いますが。





上のナゲットブレスちゃん、

今日のお写真です。

カメラの画質が上がり過ぎて変化がわかりにくいかも、ですが

まだ青さは衰えていません。 ラッキー











「ラリマーはお花のように生きている石だ」

そうOオーナーは言うてはりました。

炎天下に放置すれば干からびて死んでしまう。

お花と違うのはお日さまの光もダメなコト。

そして乾燥も大敵です。



ウチの在庫が色褪せて、花も焦ってましたが

冬場の乾燥の影響やったんでしょう。

そういえば春からいきなり、でした。

暗い場所に置いてたつもりでも

間接照明の光が常時当たっていたんでしょう。





そして以前の色に戻すためには『水に浸ける』ことです。

でもこれはくどいようですが魔法ではありません

ラリマー本来の色以上には青くなったりしません。

色が褪せてなければたまに水洗いしてあげるだけで充分なんです。



それといわずもがな、ですが

偽物にはこの方法は意味がありません。

ヘタしたらそれこそワヤになるでしょう。撃沈





そしてラリマーも大きさや形によっても水に浸ける限度が違います。

『水の石』のブログをUPした後、

たくさんの方からメールをいただきました。

少し青くなった気がする、

すんごく青くなった、等々。



それが本来のその子の青さ、なんですね。^^





ところがお2人のお客さまだけ

とんでもない事態が起きました。

なんとラリマーの磨きが飛んでしまったんです。







左側にあるいくつかの艶がある丸玉は

花が順番に磨き直している子たちです。

右の子たちは磨きが飛んでしもた状態です。

偽物であれば磨き直しても元には戻りません。

ですから本物には違いないんですが。



お2人の共通点は「10mm前後」の「Rオーナーの丸玉」を

「2日間、水に浸けた」・・・でした。

Rオーナーに相談したら2日では早過ぎるが・・・と悩んでいました。



Oオーナーに比べたらRオーナーの磨きは確かに足りません。

ひょっとしたら花が以前書いてたように

石のバイヤーか誰かがこっそり染めたのかもしれません。

それは所詮素人の花には推測でしかナイんですが。





これだけは守ってください。

大きいラリマーでも最高1週間、

 

小さいラリマーなら、1日。

たとえまだ青さに不満があってもそれ以上は水に浸けてはいけない。

一旦水から上げて暗所で乾かして最低1週間は間をあける。

そしてその後また数日水に浸ける。

小さなラリマーは水に浸けるのは1日にするべきだ。

そして同じく乾燥させて1週間以上経ってから

また1日、水に浸ければいい。

一度に焦って何日も無理してはいけない。


そう言われました。



ベストは時々水洗いだけしてあげることやそうです。

どうしても色が褪せたな、とか

随分月日が経ったから少し水に浸けてあげようか、

それが本当のラリマーのお手入れやそうです。







大きいラリマーといえばウチのビッグエッグ。

以前の日記では2日ほど水に浸けた状態の画像をご紹介していました。

ビッグエッグの傷の部分からしか

ほとんど水が吸えていないのがよくわかります。







結局1週間、毎日朝晩に水を替えては浸けていました。

傷は治りませんケドね。^^;

でも初めてOオーナーの画像で見た時の青さ近くまで戻りました。





左がOオーナーの写真です。

全面磨き込まれていますからすごいお時間が掛かりました。

今日もまだそんなに色は褪せていません。^^





前回の『水の石』では言葉足らずで

少なくともお2人のお客さまにご迷惑をお掛けしてしまいました。

本当に申し訳ございません。 <(_ _)>



この方法はドミニカ共和国のラリマー職人さんから教えてもろた

本来のラリマーのお手入れ方法です。

浄化とかそんなんとはまったく違います。

これがラリマーを扱う、本当の常識なんです。



いつもラリマーちゃんを可愛がってくださってありがとうございます。

どうか永く永く美しいラリマーちゃんを守るために

以上の内容をよくお読みいただいて

またさらに可愛がってあげてください。















追記で申し訳ございませんがもう1つお願いがございます。

今回からナゲットの仕入れ価格が1.5倍に高騰いたしました。

今日か明日には新しく数点をUPする予定ですが

その数点が今までの価格の最後のお品になります。



現在1g あたりレギュラーナゲットで500円、

アクアナゲットで400円、

B品ナゲットで250円です。

さすがに仕入れ値が1.5倍になっては

このお値段ではどうしても無理になりました。



その後、新しいナゲットになる際はお値段が

レギュラーナゲット 1g 600円、

アクアナゲットは据え置きで400円、

B品ナゲットは350円になります。



1.5倍にしたいのは山々ですが

なんとかこのお値段で踏みとどまろうと思います。

これが精一杯のお値段です。







質が向上した、とかなら良いのですが

現状維持がやっとでした。

Rオーナーも必死になって少しでも良いラリマーを、と探してくれました。

一時は「もうダメだ、ろくなラリマーがない・・・」と

ヤケになってはった時もあります。



さらに次回の仕入れではまた倍になるのを覚悟してくれ、そうも言われました。

Oオーナーあたりはかなりのストックを持ってはりますが

それも時間の問題やと思います。



中■の乱獲のために色々な物が危機に瀕しています。

ラリマーももちろん、切羽詰まった状態になってきました。

いつまで当店でも現在のように良い品をお届けできるか

先が見えなくなってきています。





言い訳でもなんでもございません。

先の話とは言え、切ない気分ですが

まずは次回以降のナゲット価格、

どうぞご高察のほど、お願い申し上げます。 

<(_ _)>

















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    Comment
    2018/01/24 1:34 PM posted by: れむりん
    記事中のラリマーの化学式は、ペクトライトのものです。
    本来は白のペクトライトが銅によって青く発色しているのがラリマーです。

    こういう場合銅の量はとても少ないので、化学式では本来のペクトライトのものが使われています。
    2018/01/24 4:41 PM posted by: 花
    れむりんさん、こんにちは。
    コメントをありがとうございます。
    ご同業の方ですか^^

    仰る通り、ラリマーの組成式はペクトライト以外ではありませんね。
    ラリマー自体が鑑別すれば「ペクトライト」となります。
    ラリマーが青いのはバナジウムが要因であるとか、
    英語版wikiを読むと銅置換によるとか書かれていますね。
    銅を含んでいるから変色する、って仰りたいのかな?
    含んでいる場合はCuが入ります、微量でも。(微量であれほど色が変わるかな?)
    置換でも必ずCuが入ります。
    鑑別でペクトライトと出るものは組成式はペクトライトなのです。
    ブルーアンバーもそうですが未だになぜ青くなるかわかっていません。
    私はやはり海の神さまがお作りになったんやと思いたいな・・・

    いずれにせよ初めて発見したMiguel Mendezさんたちのラリマーは沖積堆積物で
    Bahoruco川から海に流されていたものだそうです。
    水で変色することはありえナイですね♪^^
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